吉住弘台東区長を偲んで

日本共産党台東区議団団長 茂木たかよし

吉住区長のご逝去にあたり、心よりご冥福をお祈りします。

私は、吉住区長とは区議会議員として最も長い間おつきあいをさせて頂いただけにお別れは残念でたまりません。

区議会では唯一の野党の一員として、真剣に論戦を交わしてきました。
同時に思想信条の違いを超えて、よき先輩としても接して頂いてきました。
委員会の審議を終ってから茂木君の言いたいことは良くわかると激励されたこともしばしばありました。

思えば、私どもが議案提案権を行使して、こども医療費の無料化を提案したときも直ぐには実現しませんでしたが、後に23区ではじめてのしかも中学生までの無料化に踏み切った事。東京都が廃院した都立台東病院を区立台東病院として再建したこと。最近では東京大空襲被災70年事業として平和予算を計上し、今年の3月10日には記念式典を計画し、世界平和首長会議への出席に意欲を見せていたこと。また、文化の面でも谷中の大名時計博物館の区への移管問題も積極的に理解を深めていたことなど、これからという時にご逝去されたことは返す返すも残念でたまりません。

73歳の生涯あまりにも早い別れとなってしまいました。
私ども、日本共産党台東区議団は、これまで同様区民生活に犠牲を強いることには、ぶれずにキッパリ対決すると同時に、区民要求を実現するための対案を示し、区民のみなさんとの共同を強め全力を尽くすことをお誓いします。
吉住弘区長、安らかにお眠りください。

合掌




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