これまでこども園、保育園、中学校、小学校の卒業(修了)式に出席しました。
 新区長のお祝いの言葉は、すべてで保護者への「家庭教育の大切さ」を強調していました。「服部カラー」です。
 私も、子どもの成長にとって、家庭が教育的に重要な役割を担っていると思っています。
 では、なぜそれをことさら強調しなければならないようになったのか。社会的背景を明らかにし、政治の役割を示してはじめて、生きる言葉になるのではないでしょうか?
 親子そろって夕食を囲めない長時間労働、ゼロ歳で保育園にあずけなければ4歳まで保育園に行けないような認可保育所の整備状況・・。
 家族の絆をたもてない状況を政治がどう変えるのか、政治家は道徳の教諭ではありません。
 まずそこを明らかにしてほしい、新区長にはそんな質問をしたいなあ、お祝いの言葉を聞きながら思いました。
 その前に1カ月後、みなさんからしっかりバッジを預かれるか、が重大問題ですが・・。(-_-;)


▲戻る