昨日の台東区議会第4回定例会・一般質問で、服部に区長豊洲新市場移転問題で以下の質問をしました。

服部区長は都議会議員時代、建物地下の盛土をしない建設工事の2回の入札公告時、2013年は東京都の監査委員でした。地下水管理システムを設計管理する能力のない日水コンと契約した2012年も監査委員でした。

予定価格628億円での一回目の入札が不調になり、2回目の予定価格を1035億円と66%も増やし、しかもその落札率99.9、99.8%という談合の色濃い契約などをチェックする監査委員という要職にありました。

また服部区長は、総務会長や政調会長など自民党都議団の幹部でした。自民党都議団は、汚染対策の欠陥や、汚染の無害化のウソを追及する日本共産党都議団に対し、東京都を一貫して擁護してきました。2007年には共産党の追及は「いたずらに都民の不安をあおる」と石原知事をかばいました。区長はこの時、総務会長ではなかったですか。

都が4万3千倍のベンゼンが環境基準以下になったとの報告が虚偽であると、わが党都議団が追及した2010年、自民都議が「豊洲予定地は市場用地として十分安全・安心が確保されている」と絶賛した当時、服部区長は政調会長でありました。

当時与党最大会派の幹部、また行政を監査する職にあった服部区長は、今回の一連の新市場移転問題について、どう認識されていらっしゃるのでしょうか。お答えください。

ーー以上の私の質問に対し、区長は「今回の豊洲市場への移転につきましては、関係する事業者への影響とともに、区民・都民の皆様の食の安全にかかわるものであり、重大な問題であると認識しております」と答弁。

それだけですか!
自分が都議時代の責任に触れず、まさに他人事です。



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