7月2日投開票の東京都議選・台東選挙区で、日本共産党の小柳しげる候補は議席に及びませんでした。当選は都民ファースト公認の保坂真宏氏、同推薦の中山寛進氏。自民現職の和泉浩司氏は落選しました。
この都議選は、マスメディアがこぞって「自民VS小池」のたたかい、と描き出す大変な激流の中で、小柳候補が4年前の前回より党候補の得票を数・率とも伸ばしたことは大健闘でした。昼夜を分かたぬ、党員・後援会員、支持者の皆様の奮闘に感謝いたします。

自民を追い込んだ論戦

小柳しげる候補は選挙戦で、「加計」疑惑隠し、共謀罪法を強行、憲法破壊を強引にすすめる自民党を徹底批判。自民候補が「国政は関係ない」と逃げるのを許さず、都議選の一大争点として訴えぬきました。これが台東区政史上初めて、都議選で自民党が議席を失うところまで追い込んだことは間違いありません。
また、都政では豊洲新市場移転は中止、築地での市場再整備を訴え、大型開発からくらし・福祉を優先する都政に転換し、国民健康保険料の1人1万円値下げ、保育士の給料をアップし認可保育園9万人整備、高齢者・若者への家賃補助制度と都独自の給付型奨学金の創設…などを訴えました。
都が廃止決定した橋場の人権プラザを存続し、地域コミュニティーと皮革履物産業振興の拠点として活用する。上野公園の整備には区民の声を反映させ緑と環境をまもる。都バス東42系統の増発、など区民の切実な要求を実現するため全力をあげました。
これらの訴えが共感を呼び、得票数・率とも前進させました。

都民ファーストどうみる

都民ファーストが台東区の議席を独占しました。自民党と民進党を直前に離党した人たちです。
この党は、いままでの都議会が都民に開かれず、闇をつくってきた「古い都議会」としてその転換を求め、都議団自民党を守旧派として攻撃し、高い支持を集めました。
豊洲の土壌汚染やオリンピックでのムダ遣いなどを都民から隠してきた自公都政と、それをチェックできなかった「古い都議会」の改革は当然です。日本共産党は一貫してたたかってきました。
しかし、それなら都議会自民党とともに都政の闇に手を貸してきた都議会公明党と選挙協力をしたのはなぜなのか。また、法定ビラでは「議員提案の条例が一つしかない」として、「古い都議会」を批判していますが、日本共産党などが提出した、高校学費無償化やシルバーパス負担軽減などの数多くの条例案をことごとく反対してきたこれまでの都民ファーストの姿勢はどうだったのか。
そして豊洲移転で、知事の方針をチェックできるのかどうか。今後都民が検証することになるでしょう。
日本共産党台東地区委員会は、選挙公約の実現、区民・都民のみなさんの声がとどく都政実現めざし、全力をあげます。引き続くご支援をよろしくお願いいたします。


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