平成22年度決算の第一のポイントは、区民税収が前年比8億円、予算対比1.7億円と大幅に減った原因を区長がどう認識するか、ということです。
私は区が予算段階で予想していなかった納税義務者の減少は、働いても課税最低限に達しない「超ワーキングプア」層が増えたことを指摘。リーマンショック以降の景気回復と見ていた区長の認識が、いかに区民生活の実態を知らないものであるか、を厳しくただしました。
そして、復興に名を借りた庶民増税、「税と社会保障の一体改革」による消費税増税など、区民生活をさらに苦しめる負担増に対し、国に反対の意見を示せ、と求めましたが、区長は、様子を見て対応する、というにとどまりました。区長は相変わらず区民の苦しみがわかりませんでした。
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