急げ 仮設の防寒対策〜物資とどけ声を聞きとり

 11月3〜5の3日間、日本共産党台東地区委員会が呼びかけた石巻への第4次支援隊には10人が参加。冬を目の前にして、防寒衣類200着、毛布などの寝具十数組、米100キロなどを救援物資を現地に運び、仮設住宅数か所で「無料バザー」、全国からの支援物資の仕分けや配送活動にとりくみました。私は3〜4日、宮城県議選の応援も兼ね、仮設住宅居住者にチラシを配布しながら、くらしの声や要求を聞き取りました。



石巻の仮設住宅はやっと一部で防寒対策の断熱材工事が始まっていました(左が私。4日、市民運動場近くの仮設で)

 私が声をかけると多くの人がこたえてくださいました。
●「十月中旬の寒さで玄関前の風よけ工事を自費でやったら、今度は断熱材を入れる改修工事を役所がやる、という。対応が遅すぎる。うちはもう工事しなくていい」(市民運動場近くの仮設)。
●「みんな同じつくりなので、私のような年寄りはいつも迷子になってしまう」(開成地区の仮設)。
●「子どもを保育所に預け一日も早く働きたいが、土木や建築など力仕事はあるが、女ができる仕事はほとんどない。保育所も受入れが不十分」(新栄地区の仮設)。
●「地震で一部損壊の修繕をしたいが、お金がなくて手がつけられない」(駅前北通り地区)。

大手プレハブ丸投げで 遅れた仮設の寒さ対策

 宮城県は仮設住宅の寒さ対策が被災三県で最も遅れています。断熱材の追加、窓の二重ガラス化、風・雨除けの風除室の設置は、それぞれ九月までは〇%、〇%、一・七%でした。
 党議員団と住民の運動でようやく石巻は断熱材追加工事が一部で始まっていました。
 使い勝手の悪い仮設になったのは、石巻では二万三千戸のうち地元中小企業がつくったのは三百戸で、九九%がこの土地のくらしや気候を知らぬ大手プレハブメーカーに発注したためです。地元の仕事と雇用も奪われた様子を目の当たりにし、怒りがこみあげました。


津波に打ち上げられた大型漁船が未だに片付けられていませんでした(北上川河口付近で)。

市役所通り商店街の激しい爪痕。営業再開はできるのでしょうか。

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