浅草橋駅のバリアフリー化をめざす会(庄司義次代表)は7月13日、JR東日本千葉支社に、エレベータ、エスカレータ設置を求める1万人分の署名(写真)を提出し、地域・利用者の切実な声をとどけました。話し合いでは切実な声が次々出され、JRは「区と相談しながら、今まで以上に前にすすめたい」とこたえました。私と富永龍司区議会議員が同席しました。

=話し合いの場で出た主な声=
●5千人以上のお客様が来ているが、かなりの足止めをくらっている。障がい者を二人雇用しているが、タクシーで通ってもらっている。非常に悲しい駅だ。バリアフリーが実現すれば街の活性化になることは間違いない。そのためには企業としても最大限努力したい。(株式会社シモジマ取締役)
●スカイツリー効果で近隣にホテルが増えてきた。しかし、旅客はキャリーバッグを利用しているので、浅草橋駅を利用しようとせず両国からタクシーで来る。浅草観光の玄関口として大変立地はいい。解決方法は何なのか、具体的に早急に検討してほしい。(ベルモントホテル株式会社代表)
●町会の集まりでは必ず駅のバリアフリーが話題になる。機会があるごとに駅や区に要望してきたが、進展がない。地域は高齢化が進んでおり、エレベータやエスカレータは絶対必要だ。これからも機会あるごとに訴えていく。
(3丁目蔵元町会長)


 私は「区の議会への答弁はJRの回答待ちという。そう確認していいのか。それならJRが動かないことが事態をこう着させている原因だ」と、姿勢をただしました。